シネマ業界最大の恒例イベント CinemaCon 2024 が米国ラスベガスで開催されました。 昨年(CinemaCon 2023)の報告に続き、本会合の状況を総括します。
タグ: Dolby Cinema
DCI から最新版のデジタルシネマ適合性テストプラン (CTP 1.4) とデジタルシネマシステム仕様 (DCSS 1.4.3) が公開されました。 DCSS は 1.4.2 からの小さな変更であるのに対し、CTP は […]
4月24〜27日、米国ラスベガスでシネマ業界最大の恒例イベントである CinemaCon 2023 が開催されました。 昨年に続き本会合の状況を総括します。昨年の様子 CinemaCon 2022 (4/25-28) も […]
既に試された方もいるかも知れませんが、現状の ChatGPT の性能を確かめるべく、シネマテクノロジーの基本用語のひとつである “DCP” について説明してもらいました。得られた回答を見ながら C […]
前作から13年の年月を経て公開された『アバター』の続編を、上映技術の観点から前作と比較してどのような変化があったのかを振り返ってみます。 配給パッケージ(DCP)バリエーションの激増 前作が公開された2009年の時点では […]
2009年に公開された『アバター』から延期に延期を重ねること13年、続編の公開を12月に控える中、最近の上映設備の能力に適応すべく修正された『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』が期間限定で公開されています […]
続くコロナ禍 この一年は延期されていた新作も順次公開され、それぞれに感染対策を施しながら劇場の営業が回復してきた一方で、ネットストリーミングとの棲み分けにおいて明らかな力関係の変化があるようです。 従来、劇場映画は他のメ […]
高輝度・高コントラスト映像の上映が可能となってきたのに伴い、DCIでは過去数年に渡りHDR上映の各種数値基準を規格化するための検討が進められてきました。
まだ最終的な規格にはまとまっていませんが、この度、指針となる数値が公表されましたので、概要を解説します。
コロナ禍の影響で世界的に公開が遅れていたクリストファー・ノーラン監督の新作『テネット』 “TENET”(2020)[IMDb] ですが、今回この作品をIMAXレーザーとドルビーシネマの両方で観賞す […]
前回『IMAX vs. ドルビーシネマ』と題して比較記事を書いてから約2年が経過し、国内の状況もかなり変わってきました。引き続き両者に関する関心が高いようなので、今回も双方実際の劇場での体験をもとに、最近の状況を踏まえな […]
世界的に明るい話題が出てこない映画業界ですが、米国最大手の映画館チェーン AMC Theatres が破産手続きに向けた検討に入った模様です。 関連報道: The Hollywood Reporter: AMC Thea […]
シネマ技術に関する1年前の予想を振り返りながら、2020年を予想してみたいと思います。 LED シネマディスプレイ Samsung Onyx、Sony Crystal LED に続いて、LG からも DCI 認証を取得し […]
全米各地のドルビーシネマの鑑賞体験を重ねる中、ドルビーシネマの上映品質について懸念していたことが顕在化してきました。
当初、2018年中に日本初導入を目指していた松竹マルチプレックスシアターズでしたが、T-JOY博多に遅れること5ヶ月、首都圏初となるドルビーシネマがついにMOVIXさいたまにオープンしました。
早速体験してきましたので、先行する劇場との比較も交えながらレポートします。
HDR シネマの先駆けとして、全世界で攻勢をかけているドルビーシネマですが、2D 上映と 3D 上映ではどのような優劣があるのでしょうか? これまでデモ映像で Dolby Cinema 3D を体験する機会はあったものの […]
2018年に起きたシネマ技術を取り巻く記憶に残る出来事を振り返りながら、2019年に予想される出来事を占ってみたいと思います。思い付くまま順不同で列挙してみましょう。 LED シネマディスプレイの登場 2017年から予告 […]