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デジタルシネマ 名前付け規則 / 付録4: 音声チャンネル形式と音声ガイドの言語 (日本語訳)

チャンネル形式主項目:

最初の2文字はサウンドトラックのチャンネル配列を表します。

  • 51 = 5.1   
  • 71 = 7.1  (チャンネル割り当ては作品提供者に要確認)   
  • 10 = 1.0  (センターチャンネル、モノラル)
  • 20 = 2.0  (ステレオ)  注記: DCPでは分離チャンネルだけを使用します。Lt/Rtのような マトリックスチャンネルは使用しません。 
  • MOS = 音声なし  (サイレント)

チャンネル形式補助項目:

以下、該当する項目がある場合、ハイフン “-” で区切って以下の順に表記します。

  • HI = 難聴補助トラック (Assisted Listening Track)
  • VI = 音声ガイドトラック (Audio Description Track)
  • SL = 手話映像トラック (ISDCF Document 13 – Sign Language Video Encoding for Digital Cinema)
  • IAB = 没入型音響ビットストリーム (SMPTE ST2098-2)
  • Atmos, Auro, DTSX – 各種没入型音響形式
  • DBox – D-Box 制御信号
CPLの内部

音声チャンネル形式は //Reel[1]//CompositionMetadataAsset/MainSoundConfiguration に表記されます。

<CompositionMetadataAsset xmlns="http://www.smpte-ra.org/schemas/429-16/2014/CPL-Metadata">
  ...
  <MainSoundConfiguration>71</MainSoundConfiguration>
  ...
</CompositionMetadataAsset>
追記:
  1. 音声チャンネル形式の表記シンタックスには、上記例にはない補助属性が含まれます。詳細は SMPTE 429-16-2014 を参照。
  2. MainSoundConfigurationのSOUNDFIELDとして許される値にはSMPTE 428-12で規定される以下の値が含まれます。: “51”, “71”, “SDS”, “61”, “M”
  3. 音声がない場合、 MainSoundConfiguration要素を省略するか、もしくはSOUNDFIELDに”/-“を付加します。例: “71/-“
  4. MainSoundConfiguration要素は、必須要素であるMainSound要素の論理的な拡張となります。

現在多くのDCPには難聴補助トラック(会話強調)と 音声ガイドトラックが含まれています。加えて、音声チャンネルに手話映像も存在することがあります。 これらが存在する場合は、音声チャンネル形式の項目に以下のように表記すべきです。

  • 51-HI = 5.1 チャンネルに難聴補助トラックが付加されている。
  • 51-VI = 5.1 チャンネルに音声ガイドトラックが付加されている。
  • 51-VI-SL = 5.1 チャンネルに音声ガイドと手話映像が付加されている。
  • 51-HI-VI = 5.1 チャンネルに難聴補助トラックと音声ガイドトラックが付加されている。
  • 51-HI-VI-SL = 5.1 チャンネルに難聴補助、音声ガイド、手話映像が付加されている。

大抵の場合、HI/VI/SLの言語は主音声の言語と同じなので、音声チャンネル形式の項目にはこれらの言語名は表記されません。


日本語訳に関するお問い合わせ: contact@cinematechnology.jp