クローズドキャプション付きのDCPは “CCAP
“、オープンキャプション付きのDCPは “OCAP
” という略号で表します。
CCAP
または OCAP
というコードを使用する際は、言語の項目の最後にハイフンに続いて表記します。
例:
MovieTitle_FTR-1_F_EN-EN-CCAP_US-G_51_2K_ST_20130515_FAC_INT_VF-1
注記: 上の例では、バージョンファイル (VF-1
) は OV ファイルにクローズドキャプションを付け加えることを表します。この場合、音声の言語とクローズドキャプションの言語は同じです。 “EN
” が言語の項目の音声と字幕の部分の両方に現れています。
このバージョンファイルが紐付けられた OV ファイル (the FTR-1 OV) においては、言語の項目の字幕を表す部分には特定の言語を表すコードは付けられません。
MovieTitle_FTR-1_F_EN-XX_US-G_51_2K_ST_20130515_FAC_INT_OV
言語コードが大文字で表記されている場合、
字幕は上映時にプロジェクターで生成されます。
言語コードが小文字で表記されている場合、
字幕は主映像に既に焼き込まれています。
CPLの内部
クローズドキャプション に関する情報は //Reel//ClosedCaption
に表記されています。
<AssetList xmlns:tt="http://www.smpte-ra.org/schemas/429-12/2008/TT">
...
<tt:ClosedCaption>...</tt:ClosedCaption>
...
</AssetList>
オープンキャプション に関する情報は //Reel//MainCaption
に表記されています。
<AssetList xmlns:tt="http://www.smpte-ra.org/schemas/429-12/2008/TT">
...
<tt:MainCaption>...</tt:MainCaption>
...
</AssetList>
追記:
- キャプションの規格は SMPTE 429-12 に規定されています。
ClosedCaption
とMainCaption
は CPLTrackFileAssetType
の拡張で、ここには記載していないいくつかのサブ要素(オプション要素と必須要素があります)を含みます。詳細は規格書を参照ください。
日本語訳に関するお問い合わせ: contact@cinematechnology.jp