今年2月に微修正公開された DCI の認証規格 CTP 1.4.2 に基づく HDR Direct View Cinema Display(直視型シネマディスプレイ)が認証されました。中国メーカーの攻勢が続きます。

今年2月に微修正公開された DCI の認証規格 CTP 1.4.2 に基づく HDR Direct View Cinema Display(直視型シネマディスプレイ)が認証されました。中国メーカーの攻勢が続きます。
シネマ業界最大の恒例イベント CinemaCon 2025 が米国ラスベガスで開催されました。 昨年(CinemaCon 2024)の報告に続き、本会合の状況を総括します。
昨年公開された DCI の新認証規格 CTP 1.4.1 に基づく HDR Direct View Cinema Display(直視型シネマディスプレイ)が初めて認証されました。
劇場上映による興行成績では明暗が分かれる結果が多かった一年ですが、2024年のシネマ技術を振り返ってみたいと思います。 『HDR』各種 HDR といえば “High Dynamic Range”( […]
デジタルシネマ唯一の正式な標準規格である所謂 SMPTE DCP への移行が北米地域でほぼ完了し、全地域での移行が本格的に推奨され始めて十年以上になります。 世界各地では着々と移行が進む中、日本では未だに殆ど進んでいませ […]
デジタルシネマ名前付け規則 (DCNC) には世界各地のDCP制作設備とスタジオが登録され、DCPの名前 (CTT: ContentTitleText) から制作されたスタジオと設備を照会する仕組みが提供されています。 […]
シネマ業界最大の恒例イベント CinemaCon 2024 が米国ラスベガスで開催されました。 昨年(CinemaCon 2023)の報告に続き、本会合の状況を総括します。
デジタルシネマのコンテンツセキュリティの根幹をなす技術のひとつとして、X.509デジタル証明書に関連する一連の技術が使用されています。
ここでは上映機器の証明書の有効期限が切れることによる問題についてまとめてみます。
デジタルシネマのコンテンツセキュリティの根幹をなす技術のひとつとして、X.509デジタル証明書に関連する一連の技術が使用されています。
最近になってこの証明書の有効期限に関する話題が注目されているので、利用者として知っておくべき点を解説します。
一難去ってまた一難 コロナ禍の収束で一息ついたのもつかの間、ハリウッドを中心とする映画制作の現場では、AI 技術に対する懸念に端を発した大規模なストライキが長引き、予定されていた新作の公開が次々と延期されてしまいました。 […]
DCI から最新版のデジタルシネマ適合性テストプラン (CTP 1.4) とデジタルシネマシステム仕様 (DCSS 1.4.3) が公開されました。 DCSS は 1.4.2 からの小さな変更であるのに対し、CTP は […]
少し前になりますが、ある業界関係者から表題の記事が共有されました。 知識不足や誤解に基づく記述が入り混じる一方で、昨今の映画館ビジネスの側面を描き出している点も多く、日本における映画館ビジネスにも共通する内容も含まれるの […]
既に試された方もいるかも知れませんが、現状の ChatGPT の性能を確かめるべく、シネマテクノロジーの基本用語のひとつである “DCP” について説明してもらいました。得られた回答を見ながら C […]
2K 上映ではありましたが『戦場のメリークリスマス 4K修復版』を観る機会がありました。上映技術(シネマテクノロジー)よりも制作技術に関わる部分が大きいですが、フィルム修復の現状について気付いたことを記しておきたいと思い […]
コロナ禍は収束したか? 新作の公開も平時並みに戻ったような印象がある一方で、シネマテクノロジー(映画上映技術)という視点では、新しい動きの乏しい一年だったかも知れません。 ネットストリーミングとシネマ ネットストリーミン […]
前作から13年の年月を経て公開された『アバター』の続編を、上映技術の観点から前作と比較してどのような変化があったのかを振り返ってみます。 配給パッケージ(DCP)バリエーションの激増 前作が公開された2009年の時点では […]