予てから報じられてきた通り、10月29日よりデジタルシネマ上映システムの適合性を認証するための試験の最新版 DCSS CTP1.3.2 が発効します。
当日以降に新たな適合性試験を開始する場合は、最新版のデジタルシネマシステム仕様 DCSS1.4.2 に基づいて策定された適合性テストプラン DCSS CTP1.3.2 に従って行われることになります。(DCSSとCTPのバージョン番号に不整合があるように見えますが、両者の番号はいつもずれているので要注意です。)
現在進行中の旧バージョンに基づく試験とその結果はそのまま有効となります。
この最新バージョンでは、ドルビーアトモスのようなオブジェクトベース音声信号を処理する上映システムの評価が盛り込まれます。
一方、HDRや直視型上映システムに関する評価は含まれていません。また、字幕関連の評価にも変更はない模様です。