高輝度・高コントラスト映像の上映が可能となってきたのに伴い、DCIでは過去数年に渡りHDR上映の各種数値基準を規格化するための検討が進められてきました。
まだ最終的な規格にはまとまっていませんが、この度、指針となる数値が公表されましたので、概要を解説します。
カテゴリー: コラム
日本国内の状況はまだまだ厳しいものがありますが、米国では今年こそはという意気込みで開催に向けた準備が進んでいるようです。
劇場で上映素材を見付けやすいように DCP のファイル名はデジタルシネマ名前付け規則 (DCNC) に則って付けることが推奨されますが、適切な名前が付けられたかどうかをチェックするのは容易ではありませんでした。 そこで、 […]
正しくパッケージされた DCP のファイル名には配給元の映画会社や制作会社を知るためのコードも埋め込まれています。 これらのコードはデジタルシネマ名前付け規則に基づくもので、劇場で上映素材を選ぶ際に貴重なヒントとして利用 […]
世界中がコロナ禍に見舞われて早一年。米国の中堅映画館チェーン Alamo Drafthouse Cinema の破産申請が発表されました。 米国の映画館営業が再開されようとする矢先の出来事でもあり、とても残念な思いです。 […]
実際の画像をDCPの画枠に合わせ込む際の各種パラメータを計算するツールを公開します。 DCP にパッケージしたい画像を配給可能な画枠に埋め込む際の画像の調整時の参考情報としてご利用ください。 デジタルシネマ名前付け規則の […]
前回のお知らせ『デジタルシネマ名前付け規則、ページリニューアル』からの続報です。 最新の各種登録データが随時閲覧用のページに反映されるように本家 ISDCF のサイトで改訂作業が進められてきましたが、更新頻度の高いページ […]
今なお世界を席巻するコロナ禍によりシネマ業界も未曾有の大打撃を受けた一年となりました。 ワクチン開発の知らせが流れ始めたとはいえ、新たな日常に落ち着くまでにはまだまだ時間が掛かりそうで、映画業界の回復にもかなりの長期戦を […]
コロナ禍の影響で本年度の開催が見送られたシネマ業界最大のトレードショー CinemaCon ですが、来年度の開催予定(8月23〜26日)が発表されました。
コロナ禍の収束に見通しが立たない中、映画館のニューノーマルとして様々な対策が講じられていますが、シネマプロジェクターのクリスティから映画館の紫外線殺菌のための製品がアナウンスされましたのでご紹介します。 参考情報 Chr […]
コロナ禍の影響で世界的に公開が遅れていたクリストファー・ノーラン監督の新作『テネット』 “TENET”(2020)[IMDb] ですが、今回この作品をIMAXレーザーとドルビーシネマの両方で観賞す […]
前回『IMAX vs. ドルビーシネマ』と題して比較記事を書いてから約2年が経過し、国内の状況もかなり変わってきました。引き続き両者に関する関心が高いようなので、今回も双方実際の劇場での体験をもとに、最近の状況を踏まえな […]
今日世界各地で広く利用されているデジタルシネマパッケージ規格である SMPTE DCP について、その運用上の制約を規定する 『SMPTE DCP アプリケーションプロファイル』 (SMPTE RDD52) が無料で公開されました。
通常 SMPTE の規格は有料にて販売されていますが、SMPTE DCP の市場普及を促進すべく、長らく ISDCF から SMPTE に対して働き掛けを続けてきた結果、遂に無償公開の運びとなりました。関係者の努力に感謝です。
デジタルシネマシステムの適合性を認証するためのテスト手順を規定する文書 (DCSS CTP) が改訂されました。 今回のバージョンは2014年に発行されたCTP1.2に加えられた修正項目をひとつの文書にまとめ込んだもので […]
本家 ISDCF の DCNC デジタルシネマ名前付け規則のページがリニューアルされたのに伴い、こちら日本語訳のページもリニューアルしました。 新しいページは以下のリンク 日本語版 デジタルシネマ 名前付け規則 または […]
2005年7月20日に DCI から『デジタルシネマシステム仕様1.0』(DCSS 1.0) が発行されてから15年が経過しました。そして15周年の記念日となる2020年7月20日、初版から数えて四つ目の改訂版 DCSS […]