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CinemaCon 2021 開催予定

コロナ禍の影響で本年度の開催が見送られたシネマ業界最大のトレードショー CinemaCon ですが、来年度の開催予定(8月23〜26日)が発表されました。

コロナ禍の影響で本年度の開催が見送られたシネマ業界最大のトレードショー CinemaCon ですが、来年度の開催予定(8月23〜26日)が発表されました。

CinemaCon は例年4月前後に米国ラスベガスにて開催されてきましたが、来年度は8月開催に向けて準備が進められることになったようです。

世界的なコロナ禍収束に見通しが立たない中、まだまだ予断は許されませんが、来年度は無事開催されることを願っています。

CinemaCon 2021 Breaking News

4ヶ月遅れの8月に開催を変更するにあたっては、出展各社が参加できそうな時期と7500人に及ぶ世界中からの参加者が安全に訪問できるようになる時期が考慮されたようです。

8月のラスベガス…といえば、暑さを想像するだけで恐ろしいものがありますが、なんとか無事に開催されることを願います。

4大トレードショー

今年はシネマ業界全体が世界的に停滞する中、4大トレードショーが軒並み中止となってしまいました。

開催日開催地開催形式
CinemaCon 2020(3月30日〜4月2日)(ラスベガス)中止
CineEurope 20206月17〜18日オンラインオンライン
CineAsia 202010月21〜22日オンラインオンライン
ShowEast 202012月9日(7〜10日)オンライン(マイアミ)オンライン(現地開催中止)

オンライン開催になって良かったことは、現地開催に参加するよりも参加費が格段に安く、旅費もゼロで済むことです。

さらに出展各社の発表やバーチャル展示を繰り返し時差視聴できるのは大きなメリットといえます。

一方、オンラインだと他の参加者とのコミュニケーションが先ずとれないのは大変残念です。

さらにお楽しみのスタジオプレゼンテーションが予告編のみとなってしまうのも寂しい限りです。

是非とも来年は現地開催が可能になることを願っています。

作成者: Yoshihisa Gonno

デジタルシネマ黎明期の2005年から国内メーカーで初のデジタルシネマ上映システムの開発をリード。その当初からハリウッド周辺の技術関係者との交流を深め、今日のシネマ技術の枠組みづくりに唯一の日本人技術者として参画。
2007年から5年間、後発メーカーのハンディキャップを覆すべく米国に赴任。シネマ運用に関わるあらゆる技術課題について、関係各社と議論、調整を重ねながら、自社システムの完成度を高め、業界内での確固たる地位を確立。
2015年からは技術コンサルタントとして独立。ハリウッドシネマ業界との交流を続けながら国内のシネマ技術の向上に向けた活動を続けている。
2018年から日本人唯一の ICTA(国際シネマ技術協会)会員。
プライベートでも「シネマ」をこよなく愛し、これまでのシネマ観賞(劇場での映画観賞)回数は1500回を優に超える。

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