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CineEurope 2020 オンライン開催

コロナ禍の影響で世界的にトレードショーやカンファレンスの開催が見送られてきましたが、ウィズコロナの試みとして今年のCineEuropeはオンラインで開催されることになりました。

CineEuropeは文字通り欧州のシネマ業界を代表する恒例のトレードショーです。

今回の会期は6月17-18日の2日間ですが、両日とも欧州中央時間の午後4時から3時間、すなわち日本時間の深夜11時から2時までの開催のようです。

3月以降シネマ技術関連の定例の会合もすべてオンライン開催となり、深夜開催のリモート会合が増えていたところに悩ましいところですが、参加費が$50というお手軽さもありますので、できれば参加してみたいと思います。

米国のCinemaConはNATO(全米劇場所有者協会)が主催しているのに対し、CineEuropeはUNIC(欧州シネマ業界連合)が主催しており、その点で若干の違いが感じられるかも知れません。

オンライン開催ということで、参加者同士の直接交流の機会とするのは難しそうですが、初の試み、どのような会合になるでしょうか。

作成者: Yoshihisa Gonno

デジタルシネマ黎明期の2005年から国内メーカーで初のデジタルシネマ上映システムの開発をリード。その当初からハリウッド周辺の技術関係者との交流を深め、今日のシネマ技術の枠組みづくりに唯一の日本人技術者として参画。
2007年から5年間、後発メーカーのハンディキャップを覆すべく米国に赴任。シネマ運用に関わるあらゆる技術課題について、関係各社と議論、調整を重ねながら、自社システムの完成度を高め、業界内での確固たる地位を確立。
2015年からは技術コンサルタントとして独立。ハリウッドシネマ業界との交流を続けながら国内のシネマ技術の向上に向けた活動を続けている。
2018年から日本人唯一の ICTA(国際シネマ技術協会)会員。
プライベートでも「シネマ」をこよなく愛し、これまでのシネマ観賞(劇場での映画観賞)回数は1500回を優に超える。

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