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デジタルシネマ 名前付け規則 / 付録3a: 3D 作品のラベル付け (日本語訳)

3D作品にはしばしば2D版と3D版があります。また 3D作品には本編が3D版のみの場合でも、2D版と3D版の予告編があります。この場合、作品名に “3D” が含まれることがあり、さらに混乱を招きます。 (例: JAWS-3D)

作品名自体に “3D” が含まれる場合を除き、作品名の項目に3Dを入れるべきではありません。DCPが3D版の場合は、コンテンツの種類の補助項目準拠規格の項目の末尾に表記します。:

MovieTitle_FTR-3D_F_EN-XX_US_51-EN_2K_ST_20070115_FAC_IOP-3D_OV

一般規則:

  1. 3D作品の場合、-3Dは作品の分類の補助項目と準拠規格の項目のIOPまたはSMPTEの後ろの2ヶ所に表記すべきです。
  2. 2D作品の場合、2Dを表記する必要はありません。2D3Dの表記がない場合は、2D版として取り扱います。
  3. 3D作品の場合、3D版と2D版の予告編があるので、両者を区別する必要があります。したがって、2D版の予告編には作品の分類の項目に必ず2Dを表記しなければなりません。
  4. 作品名に “3D” が含まれる場合に限り、作品名の項目に3Dを含めます。例: StepUp3D.

3D メガネの指示

「3Dメガネを付けてください」というメッセージを表示するCPLはいくつかの方法で表記できます。

作品名の項目に “3DGlassesGen” と名付けて、3D上映の全作品共用のクリップとして使用することができます。

この場合、コンテンツの種類の項目にはつなぎの映像であることが分かるように “XSN” を入れます。

例: 3DGlassesGen_XSN_F など

時には、特定の本編作品専用に作られたクリップが提供されることもありますが、その場合、作品名には本編の作品名を使用し、コンテンツの種類の項目に “3D-Glasses” を表記することができます。(ここ方法は通常のコンテンツの種類の項目の表記規則としては例外的な表記となります。)

例: MovieTitle_3D-Glasses_F など


日本語訳に関するお問い合わせ: contact@cinematechnology.jp