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デジタルシネマ名前付け規則: ISDCFレジストリへの登録 (スタジオ、DCP制作設備)

正しくパッケージされた DCP のファイル名には配給元の映画会社や制作会社を知るためのコードも埋め込まれています。

これらのコードはデジタルシネマ名前付け規則に基づくもので、劇場で上映素材を選ぶ際に貴重なヒントとして利用することができます。

ISDCF ではスタジオと DCP 制作設備を識別するためのコードの登録を受け付けており、これまでに世界中から 250 を超えるスタジオと 1,000 を超える DCP 制作設備が登録されています。

これまで英語で申請しなければなりませんでしたが、この度日本語で申請を仲介するためのフォームを用意しましたのでご紹介します。

スタジオの登録は以下のページからお進みください。

DCP 制作設備の登録は以下のページからお進みください。

劇場での利便性の向上のためにもご検討ください。

作成者: Yoshihisa Gonno

デジタルシネマ黎明期の2005年から国内メーカーで初のデジタルシネマ上映システムの開発をリード。その当初からハリウッド周辺の技術関係者との交流を深め、今日のシネマ技術の枠組みづくりに唯一の日本人技術者として参画。
2007年から5年間、後発メーカーのハンディキャップを覆すべく米国に赴任。シネマ運用に関わるあらゆる技術課題について、関係各社と議論、調整を重ねながら、自社システムの完成度を高め、業界内での確固たる地位を確立。
2015年からは技術コンサルタントとして独立。ハリウッドシネマ業界との交流を続けながら国内のシネマ技術の向上に向けた活動を続けている。
2018年から日本人唯一の ICTA(国際シネマ技術協会)会員。
プライベートでも「シネマ」をこよなく愛し、これまでのシネマ観賞(劇場での映画観賞)回数は1500回を優に超える。

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